北京理工大学管理経済学院の張永冀副教授は、「滬港通、深港通の開通は、本土と香港両市場の相互接続の加速と共同繁栄・発展を促進し、人民元建て取引、決済は人民元の国際化を進展させる」とした上で、両市場が活性化し、影響力が増すことによって、香港国際金融センターの地位を盤石なものにするとの見方を示した。
資本市場はマクロレベルでも対外開放が続くとみられるが、ミクロレベルでも国内証券会社の海外進出によって成熟市場に近づき、国境を越えた業務を展開することで、自身の強大化につながると同時に、実体企業により豊富で便利な投融資サービスを提供することが期待される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月23日