自動車産業、世界的な変革とモデルチェンジを迎える

自動車産業、世界的な変革とモデルチェンジを迎える。

タグ:自動車産業 モデルチェンジ

発信時間:2017-10-26 15:54:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 自動車産業は今年に入り、スマート化と新エネの発展を加速している。国内企業もグローバル大手も、各自の「未来の自動車」事業を展開している。

 

 今年のフランクフルト・モーターショーで、ダイムラーは技術路線が異なり直ちに市場に投入できる成熟した4車種を発表した。フォルクスワーゲン(VW)は電気自動車(EV)の生産台数を、将来的に300万台に拡大すると発表した。BMWは1シリーズの量産型EV新車種を公開した。

 

 これと同時に、伝統的な自動車メーカーと新興ハイテク企業の融合も加速している。

 

 北汽集団は先ほど、検索の百度とスマート化分野の戦略的協力関係を結んだと発表した。双方は百度の「アプロ」開放プラットフォームと北汽集団の車両プラットフォームをベースとし、百度人工知能(AI)重要技術を利用し、2019年頃にL3クラスの自動運転車の量産化を、2021年頃にL4クラスの自動運転車の量産化を実現する。また百度は車両情報安全、画像認証などの技術についても、北汽集団車載システムと融合させることで、一体型車載ネットワーク商品を開発する。北汽集団の自主ブランド車は2018年末までに、百度アポロ車載ネットワーク製品を全面的に搭載することになる。2019年には搭載車両が100万台を突破する。

 

 北汽集団の徐和誼会長は「AI技術の発展に伴い、伝統的な製造業は未曾有の大変革を迎えている。スマート化は世界自動車産業のトレンドで、当社が製造サービス型から革新型企業にモデルチェンジするための重要な手段の一つでもある。百度との協力を通じ、自動運転、スマートネットワーク、スマート交通の面で、より多くのソリューションプランを提供したい」と表明した。

 

 業界内の専門家は、新エネとスマート化は、自動車業界が公認する発展方向だと述べた。各国の政策による支援が強まるにつれ、この流れはさらに強まる。技術進歩は自動車産業の各種新モデル・新構造の登場を推進する。伝統的な製造産業と情報技術産業の融合もさらに緊密化する。


 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月26日

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