海南航空公司は26日、四川省の成都双流国際空港において、成都とニューヨークを結ぶ直行定期路線を就航することを発表した。成都と米国東海岸を結ぶ直行路線が開通するのは、今回が初めて。新華社が伝えた。
成都-ニューヨーク線は現時点で、成都双流空港を発着する最長距離の路線で、飛行時間は約15時間、毎週2往復運航される。往路フライトはHU7915便で、毎週火・土運航、北京時間午後10時成都発、ニューヨーク現地時間翌日午前0時50分ジョン・F・ケネディ空港着。帰路便はHU7916便、毎週水・日運航。往路航路は、北に向かいモンゴル、ロシア、北極圏、アラスカなどの国家・地域を通過する。機内ではWiFiサービスが提供される。同路線は、成都-サンフランシスコ線と成都-ロサンゼルス線に続き、成都と米国の都市を結ぶ3番目の直行路線となる。
成都は、数年前から、北米、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカ、アジアに向かう数多くの国際路線を次々と就航させており、中国中西部地区における国際線ネットワークの中で唯一、世界五大陸と直接結ばれている都市となった。現時点で、成都双流空港を発着する国際路線の数は、中西部地区の空港で最多の104路線に上り、2017年1月から9月の利用旅客数は延べ3706万人に達した。