同時に、保険料の大幅な増長は保険会社に利益の増加をもたらした。第3四半期業績報告書によれば、中国人寿の第1-3四半期の親会社に帰属する純利益が268.25億元で同98.3%幅。中国太保は109.26億元で同23.8%増。新華保険は50.42億元で同5.3%増となり、減少傾向から増加に転じた。
年初に、新華保険社長の万峰氏は同社の業績増速が第4四半期に減少傾向から増加に転じると予想していたが、業績好転が早まった。
四大上場保険会社の保険料を含む保険業務収入と利益の大幅な増加は、A株市場の保険株に対する見方を変えた。データから見て、中国人寿、中国平安、中国太保、新華保険は年内の株価平均上げ幅は44%に達した。中でも、中国平安の株価上げ幅は69.79%と、時価総額で世界第一の保険会社となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月31日