11月11日「独身の日」の商機を狙い、中国のテレビメーカー大手各社が一斉に目玉商品を出している。
四川長虹は、業界初の声紋識別AI(人工知能)テレビCHiQ-Q5Kを発売した。同社CHiQテレビ担当の陳科宇マネージャーによると、Q5Kは「アイアンマン」に登場するような家庭用人工知能「Jarvis」と同様、音声で主人や客人を識別し、それぞれの命令に対して正確に対応する。また、このAIテレビは自己学習機能があり、データの累積に伴い声紋識別モデルが自動更新される。そのため、ユーザーの利用時間が増えるほど識別率が上昇する。
ハイアールはアリババと共同で、第4世代AIテレビを発表した。そのテレビは「千人千面」(顧客の特徴や需要に応じたカスタマイズ)、全プロセスでの音声コントロール、IoT/ビッグデータ、オンライン教室、スマート化モジュールなどの機能を備え、テレビの知力を多方面で向上させた。