「中国プラン」、東アジア協力の新たな枠組み形成を後押し

「中国プラン」、東アジア協力の新たな枠組み形成を後押し。

タグ:中国国際協力

発信時間:2017-11-14 14:51:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 フィリピンの首都マニラ中心部のショッピングモールでは、多くのショップの前にあるモバイルマネーGcashのQRコードが非常に目を引く。フィリピン企業は中国のインターネット企業アリババの金融部門アント・ファイナンシャルと協力し、中国の技術を基にフィリピン版の「支付宝(アリペイ)」をリリース、モバイル決済技術をフィリピンに導入した。これにより、フィリピンの人々はインターネット消費の開放性と利便性を実感している。


 「インターネット+」から生産能力協力まで、FTAから合同法執行まで――、開放と互恵、革新と成長、相互連結、包摂と共有を主張する「中国のプラン」は、東アジア地域の新たな協力の枠組み形成を後押しするものだ。


 専門家の見方では、開放協力の堅持と互恵協力の追求は、「中国のプラン」の核心であるとともに、東アジア発展協力の保障と域内国家の共通認識でもある。


 中日韓三カ国協力秘書処の李鐘憲秘書長は、「中日韓などの域内の国々はいずれも高度成長を経ており、開放的な地域協力の最大の受益者でもある」と指摘。そして「我々はグローバル化と開放的な地域協力の重要性を完全に理解している。我々は地域協力の動きを維持するとともに、新たに生じる構造的な問題を克服しなければならない」と語った。


 新段階の対外開放に踏み出してから、中国は「中国のプラン」を行動に移し、地域の多国間協力を推進している。中国とASEANを例にとれば、2010年1月の中国アセアン自由貿易区の建設に伴い、双方間貿易額は2016年に4522億米ドルに達した。

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