「中国プラン」、東アジア協力の新たな枠組み形成を後押し

「中国プラン」、東アジア協力の新たな枠組み形成を後押し。

タグ:中国国際協力

発信時間:2017-11-14 14:51:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「中国プラン」の後押しで、東アジア地域は一段と高度な開放協力と多層的な多国間協力に向かって歩みを進めている。


 2015年11月、中国はASEAN10カ国と、中国・ASEAN自由貿易協定(ACFTA)のグレードアップ交渉の成果文書に署名した。中国・ASEAN協力の大きな枠組みのなかには、瀾滄江・メコン川協力メカニズムという小規模な多国間経済協力メカニズムもある。「小規模な多国間経済協力メカニズムは関連する国の数も少なく、協調し易いため、潜在力が大きい」と、中共中央党校国際戦略研究院の高祖貴・副院長は語る。


 「中国プラン」を拠り所に、東アジア各国は今後の協力に大きな期待を寄せている。「我々は、中国が地域でますます重要な役割を果たすようになっていることを認識している――。今後も中国とのハイレベル対話と交流に期待する」と、今年8月のASEAN外相会議共同声明で発表された。


 近年、経済貿易や政治などでの協力に加え、「中国プラン」は地域の安定的発展に向け、より大きく豊かに貢献している。国際的な組織犯罪や合同での反テロ対策、インターネットセキュリティの保全など従来にはないセキュリティ分野での協力、人材交流、教育協力など社会文化交流などがその例だ。


 高祖貴氏は、「中国プランの後押しで、地域協力は今後、首脳が頻繁に相互訪問し政府関係者が緊密に交流、経済貿易・政治・安全保障など各分野で協力を強化するという新たな枠組み形成が期待される」との見方を示した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月14日




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