COP23、称賛を浴びる「中国のプラン」

COP23、称賛を浴びる「中国のプラン」。

タグ:COP23 中国のプラン

発信時間:2017-11-15 15:09:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 ドイツ・ボンで現地時間6日、UNFCCC/COP23(第23回国連気候変動枠組み条約締約国会議)が開幕した。会議は17日まで続く予定。ドイツメディアは開幕前後、中国の近年の気候変動対応に関する行動と、中国が世界気候ガバナンスを推進するため打ち出した「中国のプラン」を称賛した。

 

 中国の世界気候ガバナンスにおける役割について、第1ドイツテレビは「中国は現在、気候ガバナンスのリーダーとしての役割を引き継ごうとしている」と報じた。またその証拠として、「中国は火力発電所の新設を停止している。また中国が太陽エネルギー、風力、水力発電に投じる資金は世界最高になっている。中国政府は工業の汚染物質排出抑制を進めており、電気自動車(EV)の発展を促進している」と例を挙げた。

 

 ドイチェ・ヴェレは中国語サイトで「ボーンで開催される気候会議で、中国は重要な要素になる。石炭は依然として中国のエネルギーを支える柱だが、政府は再生エネルギーの発展にも力を入れている」と伝えた。

 

 中国気候変動事務特別代表の解振華氏は、会議開幕前日に「中国は今回の会議で中国のプランを提案する。交渉では現在、多くの食い違いが見られる。これらの食い違いを処理する中で、中国は『架け橋プラン』を打ち出す。対立する立場であっても相手と向き合うことで、最後に問題解決案を見つけることを目指す。中国が架け橋プランを打ち出すのは、パリ協定実施細則の早期確定を促すためだ」と話した。

 

 デア・シュピーゲル(電子版)は「中国は今年の気候交渉で架け橋プランを提案し、世界気候ガバナンスにおけるリーダーシップを形成する」と報じた。

 

 独Berliner Zeitung紙は国連環境計画の最新の報告書を引用し「世界経済の成長が続いているが、2014年よりエネルギー消費による炭素排出量の増加にストップがかかった。これは気候分野の積極的なシグナルであり、中国などの重要国の再生可能エネルギーの急成長によるものだ」と指摘した。

 



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月15日

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