(三)混合所有制経済を発展させる。民間企業を含む非国有資本投資主体が各種手段により国有企業の株式会社化と再編に参与することを奨励し、国有資本が各種手段により被国有企業の株式を取得し、混合所有制企業ガバナンス枠組みを構築・健全化することを奨励する。
(四)効果的に制御可能な企業法人ガバナンス構造、フレキシブルで効果的な市場化経営枠組みを形成する。全面的な企業制改革を終えた上で積極的に株式制改革を推進し、各種投資家を招き株式所有者の多元化を実現し、優先株及び国家特殊管理株の制度を模索・制定する。規範的な取締役会の形成を全面的に推進する。プロマネージャー制度を推進し、企業取締役の差別化賃金分配方法を模索する。
(五)監督管理の強化で国有資産の流出を効果的に防止する。国有資産の価値を維持・拡大し流出を防止することを目標とし、全面的に網羅し、分業を明確にし、共に協力し、効果的に制約する国有資産監督体制の形成を加速する。外部監査会による監督を強化・改善する。国有企業による重大決定の失策、職務怠慢の責任追及遡及制度を制定・健全化し、国有企業の違法経営・投資に対する責任追及を拡大する。
(六)世界的な競争力を持つ、世界一流企業を育成する。国有企業によるグローバル経営の展開を支持する。国際資源配置において主導的地位を占める一連のリーディングカンパニーを形成する。革新駆動型発展戦略を大々的に実施する。世界産業発展で発言権と影響力を持つ一連のリーディングカンパニーを形成する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月16日