英BBCの14日の報道によると、最新の「スーパーコンピュータTop500」が発表され、中国のスパコン「太湖之光」と「天河二号」が4回連続で1位と2位を獲得した。また、中国から202台が世界最高性能のコンピュータに選ばれた。米国はわずか143台で、ランキング発表開始25年来の最低水準となったが、2位につけている。
「Top500」を見ると、日本は35台で3番目に多い。ドイツは20台で4位。そのほか、中国のコンピュータの能力は米国を上回り、処理能力に占める比率は米国の29.6%を上回る35.4%だった。
中国計算機学会高性能計算専門委員会秘書長で国家超級計算済南センター主任の張雲泉氏は14日、「ランキングで1位と2位を再び獲得することは業界内で予想されていた。来年上半期も中国は世界一になる」と話した。
しかし、記者がランキングのデータを確認したところ、「天河二号」は2位を維持したが、演算速度は前回と変わっておらず、計画中のアップグレードはまだ完了していないとわかる。
中国のスパコン時代が到来?
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月15日