米ビジネスニュースサイトのクォーツは21日、「中国の33万カ所の公衆トイレ、スマホで検索」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。
11月19日の「世界トイレの日」を記念するため、中国では「全国公衆トイレクラウドプラットフォーム」が公開された。同プラットフォームは中国住宅都市農村建設部が開発したもので、アプリと微信アカウントを使って使用する。同部は全国各地の33万カ所弱の公衆トイレの情報を集めた。利用者はスマホを使い、2次元コードをスキャンしページを開き、百度が開発した地図で現在地を確認する。すると同プラットフォームは条件(トイレットペーパーがあるか、無料か)に合致するトイレを絞り込み、その場所を伝える。またトイレの管理者は写真、開放時間、有料・無料、利用可能な便器の数などの情報を共有できる。
中国国家観光局が中心となり、中国ではいわゆる「トイレ革命」が進められている。同局が日曜日に発表した情報によると、同局はすでに10億ドル以上の資金を投入し、全国でトイレを6万8000カ所新築・改築している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月23日