中国企業、アフリカ電力市場での存在感が高まる

中国企業、アフリカ電力市場での存在感が高まる。

タグ:中国企業

発信時間:2017-11-23 14:22:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 最近、中国とアフリカ各国の電力分野での協力をめぐる良いニュースが相次いでいる。相次ぐ重大電力プロジェクトの建設が現地のエネルギー構造を最適化し、電力が逼迫する状況を緩和。中国企業が請け負うプロジェクトは、アフリカの電力業界の発展や電力の普及拡大、経済成長の促進に大きな貢献を果たした。

 

 11月10日、人口がアフリカ最多のナイジェリアで、中国能建の傘下、中国葛洲壩集団を筆頭とする「葛洲壩-中国水電-中地海外」中国企業3社JV(共同企業体)は、ナイジェリア電力・工事・住宅建設省と、マンビラ水力発電プロジェクトをめぐって総額57億9200億米ドルの契約を結んだ。これは、中国企業が海外で請け負った過去最大の水力発電プロジェクトとなる。

 

 人口がアフリカ最多、アフリカ第2の経済国のナイジェリアでは、発電量が不足し、電力インフラ整備の遅れがナイジェリアの経済モデル転換、工業の発展を阻んで、国民生活の水準向上における「悩みの種」となってきた。マンビラ地区の水利資源開発は、ナイジェリア政府と国民の念願だった。ナイジェリア電力・工事・住宅建設相は契約セレモニーで、40年余りにわたるマンビラプロジェクト開発の歴史を振り返り、ナイジェリアの電力開発と民生改善に対する同プロジェクトの重要性を強調。ナイジェリアにとってマンビラ水力発電プロジェクトは、中国の「三峡ダム工事」に相当する重大な意義を持つ。また、アフリカ最大の水力発電所となり、アフリカ大陸「2050発展計画」の早期実現に大きく貢献する見通しだ。

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