訪中外国人観光客が増える
中国観光研究院が行った国内訪中観光モデル都市10カ所の調査結果によると、訪中外国人観光客のほとんどが初めて中国を訪れた。「私たちのサンプリングによれば、約8割の外国人観光客が初めて中国を訪れた。2015年には約6割だった」。中国旅行研究院国際所副研究員の李創新氏は、「これは、中国の外国人観光市場の潜在力が非常に大きいことを示している」と説明した。
中国には豊富な観光資源があり、多くの国で安全が懸念されるなか、中国の安全な社会環境は外国人観光客にとって大きなプラス要因となる。インターナショナルSOSなどの機関は「2018世界旅行リスクマップ」を発表し、リスクが極めて高い、高い、中程度、低い、不定のランクにもとづき各国の「ランク付け」を行った。そのなかで中国は「観光リスクが低い」国とされており、これはインターネット上での中国に対する外国人の評価と一致している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月26日