高齢化が進む中国で高まる介護需要 日本は官民一体で商機を狙う

高齢化が進む中国で高まる介護需要 日本は官民一体で商機を狙う。

タグ:中国介護

発信時間:2017-11-27 14:43:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本の介護施設で経験を積んだ申雲氏は、「中日の文化や介護に対する考え方の違いなどを考慮し、多くの高齢者を呼び込める老人ホームにしたい」と語る。


 2015年時点で、中国人の平均寿命は女性が79.43歳、男性が73.64歳だ。


 中国では、子が年寄の介護をすべきという考え方が根強い。しかし、今は多くの世帯で1人の子が父母と父方・母方の祖父母の世話をすることになる。


 介護職員の不足は悩ましい問題だ。介護施設の職員と訪問介護員の育成が急務だが、中国では専門知識を持った介護職員が少なく、介護職員の人手不足は長引く可能性がある。


 今年2月、中国政府は高齢者介護施設の発展を支援し、民間企業の介護ビジネス参入と介護のサービスレベル向上を促す方針を打ち出した。推計では、2050年には介護ビジネスの市場規模は21兆9500億元に達する見込みだ。

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