「最新の工業企業利益統計は、現在の中国の工業経済の発展の活力、伝統産業の高度化と業績向上、新産業・新業態の発展が加速していることを示す。また、利益成長の要因は市場の需要回復と関係があり、生産能力削減が奏功したことを示すとともに、経済のモデル転換と高度化の推進とも密接に関わっている」と、国務院発展研究センターマクロ経済研究部の張立群・研究員は取材で応えた。
張立群氏は、「安定した中高速成長のほかにも、中国経済は今後、より質の高い発展を遂げる可能性がある。現代的経済体系の構築、供給側の構造改革深化の取り組みは、中国の経済成長の持続可能性を強化し、中国の経済発展の実質的な価値を高め続けるだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月29日