「合同艦隊」が中国の技術と標準のグローバル化を後押し
中国の高速鉄道は国内において「合従連衡」だが、海外ではグローバル化を着実に進めている。鉄道は中国の対外交流・協力の新たな名刺、「一帯一路」共同建設の重要な分野になっている。
中国の高速鉄道のグローバル化は企業のグローバル化にとどまらず、中国の技術と標準のグローバル化にもなる。「車両、線路、システム」は中国の高速鉄道の3大要素であり、うちシステムは高速鉄道の運転システムである。
中国通号は国家関係部門がけん引するグローバル化連盟に参加し、中国の高速鉄道のグローバル化を進める「合同艦隊」の一員になった。
今年、同社は中国の技術と標準の海外進出を加速化している。
海外進出の「通行証」取得。中国通号が自主開発した運転システムコア設備無線閉塞センター(RBC)、車載自動防護装置(ATP)、地上電子ユニット(LEU)はEUの鉄道網相互用技術基準(TSI)認証を取得した。
海外進出最初の契約。中国通号は中国の高速鉄道で最初となるインドネシアのジャカルタ・バンドン高速鉄道と契約を結んだ。現在、ロシアのモスクワ・カザン高速鉄道、米カリフォルニア州の高速鉄道、中国・タイ鉄道、中国・ラオス鉄道、マレーシア・シンガポール高速鉄道、ハンガリー・セルビア鉄道などに目をつけている。
業界関係者は、中国の鉄道技術の成熟、飛躍、中でも技術の自主化は、世界でコア競争力を持つと見ている。
「見くびってはいけない」技術力は、中国の高速鉄道という新しい名刺をより広めることになる。
中国の高速鉄道は新しい時代に突入した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月2日
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