米国の生鮮食品、中国のECを通じてグローバル化の利益享受

米国の生鮮食品、中国のECを通じてグローバル化の利益享受。

タグ:米国の生鮮食品

発信時間:2017-12-03 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 ワシントン州のりんご、シアトルのチェリー、アラスカのタラバガニなど、米国の生鮮食品が近年、海を渡り中国の食卓に頻繁に並ぶようになった。それを促しているのは、中国のECサイトである。


 米国の良質の農産物は中国のECという「高速鉄道」に乗って中国に入り、中国人消費者の生活向上ニーズを満たすとともに、米国に雇用と税収をもたらし、米国の中小企業がグローバル化から受益できる手助けもしている。


 中国に輸出する農産物の種類が拡大し、米国の中小企業は巨大なチャンスを得た。


 ワシントン州リンゴ委員会国際市場マネージャーのレベッカ氏は、「中国人はデリシャスが好きで、このブランドの栽培を救った。中国には果物の盛り合わせを贈る習慣があり、デリシャスの色と形を好む。そのため、果物農家は栽培を続けることにした」と話す。


 中国で海外の高品質の食品の需要が高まるにつれ、米国の多くの良質の農産物が中国市場に目をつけた。本部をウェナチーに置くワシントン州リンゴ委員会は、傘下1260世帯の農家のリンゴを市場で販売している。2013年末から、同委員会はアリババと提携し、販売量は年間2倍の速さで増加。現在、ワシントン州の果物企業上位10社のうち6社が天猫国際(Tmall)に出店している。この地域のデリシャスは全て中国に輸出され、価格は20年前の3倍になった。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月3日

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