中国のECとの提携により、中国に輸出する米国の農産物の品種は増加した。りんごのほか、シアトル産チェリーやアラスカ産の海産物など約100品種の米国の農産物が天猫を通じて中国で販売されている。中国は米北西部のチェリー産業最大の海外市場になり、世界トップクラスのジーウィズの果物の6割が中国に輸出されている。
真市場の開拓は米国の中小企業にも大きなチャンスをもたらした。今年6月、アリババはデトロイトで米国中小企業フォーラムを開催し、レベッカ氏のような業界の代表と中小企業の経営者、農家3000人が参加し、中国のECを通じた販路拡大に期待を寄せた。
中国在ニューヨーク総領事館の経済ビジネス参事官の周善青氏は、「中小企業は雇用を解決する主な力である。米国も世界の他の国と同じで、中小企業は全企業数の98%をしめる。100万社の中小企業が中国のECサイトを通じて輸出を拡大した場合、1社につき1人の従業員が増える。波及する他の業種を入れなくても、米国に100万の雇用が生まれる」と話す。
レベッカ氏は、「私たち委員会の1000世帯以上の農家のうち、小さな栽培園は50ヘクタール、大きい場合は2000ヘクタールで、中小規模が多い。天猫という高速鉄道に乗り、私たちの栽培園と放送工場はより多くの従業員を雇えるだろう」と冗談交じりに話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月3日