11月30日午後、シリアルナンバー102の中国製ジェット旅客機C919が、上海浦東国際空港第5滑走路から初の低速滑走試験を実施し、2機目となるジェット旅客機C919は試験飛行の準備段階に入った。計画によると、同機は今月末に初飛行を行う。
『現代快報』記者は11月28日、上海にある中国商用機設計研究開発センターを訪れた。最新情報によると、C919は現時点で国内外から730機を受注し、3年後には初のジェット機C919の商用を開始する見通しだ。
11月28日午前には、上海金科路にある中国商用機設計研究開発センター「鉄鳥」ホールで、C919の原寸大模型に見物客が集まっていた。機体は頭部が流線型で、前面に4枚の窓ガラスがあり、乳白色に覆われた表面に描かれた「C919」のマークが人目を引く。完成機ではないが、丸みを帯びた外観はとても美しい。展示された模型は、コックピットと客席の前方半分で、うち前2列がファーストクラス、その後ろがエコノミークラスとなる。