C919プロジェクト弁公室主任の袁文峰氏は、今年完成したばかりの浦東国際空港第5滑走路が、C919の専用滑走路になると紹介。「長距離ワイドボディ旅客機CR929の研究開発も進んでおり、将来的には同じ滑走路を使うことになる」と話した。また、2機目となるシリアルナンバー102のC919は、最終組み立てセンターから試験飛行センターに引き渡されたことを明らかにしている。
C919は今年5月5日に初の飛行を実施し、中国製ジェット機に乗れるのはいつになるのかという声が上がっていた。これについて袁文峰氏は、それほど遠い未来ではないと話す。向こう3年以内に耐空証明の取得を急ぎ、2021年に1機目のC919を引き渡せば、中国製ジェット機に乗ることができると説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月5日