「デジタル経済の発展・開放と共有の促進ーインターネット空間運命共同体の共同構築」をテーマとする第4回世界インターネット大会が3日、烏鎮で開幕した。同日の会議において、AI、デジタル経済、5Gなどが、馬雲氏、李彦宏氏、馬化騰氏、雷軍氏、ティム・クック氏など多くの大物が最も多く口にするキーワードになった。
小米(シャオミ)創業者兼会長の雷軍氏
デジタル経済発展で重要になるのは、革新と融合だ。インターネットの20年間の発展による技術と方法論を、各業界と融合させる。融合も革新であり、生活をより美しくする。デジタル経済の革新の発展は重要で、技術駆動も重要だ。AIも重要な駆動力だ。デジタル経済について、私は馬化騰氏の観点に同意する。融合発展は重要な駆動要素だ。例えば小米だが、小米と言えばスマホメーカーというイメージがある。しかし私は創業当時より、トライアスロンと主張していた。当社のスマホは以前、すべて自社ネットワークで販売していた。当社は現在、EC事業者でありAI企業でもある。当社は融合発展する企業であり、融合そのものが革新だ。融合はデジタル経済発展の重要な要素だ。
デジタル経済にせよAIにせよ、発展する上で5Gが重要な駆動力になる。この流れは今後2-3年ですぐに始まる。5Gはバンド幅を広げ、デジタルコンテンツを支える。5Gはさらに新たなチャンスをもたらした。現在のスマートデバイスは真の連結を実現しておらず、インターネットは人と人の結びつきが多い。5Gが解消すべき重要問題は、デバイスの連結だ。AIは大企業でなければ実現できないわけではない。この開放的な時代において、すべての企業がチャンスを手にする。私のいる業界を例とすると、スマホ世界トップ6社のうち、多くが中国企業となっている。当社は今年60カ国に進出し、世界のメーカーと競争するほか、中国企業とも競争した。これは世界スマホ業界の進歩を促した。当社は他国に進出する際に人材・技術・ビジネスモデルを持ち込む。現在は協力とウィンウィンの時代だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月5日