「本土・香港市場間の相互取引は人民元国際化への重要な節目となる。深港通が導入から1年に渡り順調に運営されていることは、中国の金融市場と国際市場の相互接続メカニズムが大きな生命力を持っていることを示す」。中銀香港の鄂志寰チーフエコノミストは、「深港通と滬港通(上海と香港の株式相互取引制度)を通じて、香港資本市場は中国本土とグローバル市場を繋ぐかけはしとなった。これは本土と香港の共同市場建設に大きな余地を提供した」と指摘した。上海、深セン、香港の3つの株式市場の時価総額合計は約11兆米ドルで、時価総額順の市場規模は世界の証券取引所で第2位と、米国の26兆5000億米ドルに次ぐ大きさだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月6日