ゴールドマン・サックスは昨年8月に発表した報告書の中で、中国の2016年の小売取引の4割以上が、第三者決済によって行われたと見積もった。うち75%は携帯電話だという。また中国工業・情報化部のデータによると、中国の携帯電話ネットユーザー数は11億人に達している。第三者決済はこれらのユーザーのうち90.8%に利用されており、1級都市ではさらに94.0%に達する。
中国のモバイル決済の発展は、欧米を含む世界各国をはるかに上回っている。
あるフランス人の若者の動画が最近、ネット上で注目されている。彼はフランスのモバイル決済が立ち遅れていると嘆いた。現地ではキャッシュとクレジットカードが主流で、スターバックスに行かないとApple Payが使えないというのだ。
中国で8年間生活している彼は、財布やキャッシュではなく微信支付を使用している。彼はさらにフードデリバリー、列車の切符購入、配車など、微信の万能ぶりを称賛した。
彼は動画の最後に、馬化騰テンセント会長兼CEOが動画を視聴し、微信の技術をフランスに導入し現地を救うことを願った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月3日