中国工信部、2018年も鉄鋼生産能力削減の取り組みを徹底へ

中国工信部、2018年も鉄鋼生産能力削減の取り組みを徹底へ。

タグ:中国鉄鋼

発信時間:2018-01-07 09:47:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 工信部は、「新たな歴史のスタートラインに立ち、鉄鋼産業も新たな発展情勢に直面している」と指摘した。鉄鋼産業は、中国共産党第十九回全国代表大会の精神を徹底し、産業発展の現状と規律を結び付け、発展の質と効果の向上を柱に据え、過剰生産能力の解消に注力し、モデル転換と高度化を推進、「鉄鋼強国」という目標の早期実現を目指すべき、としている。


 工信部は、「2018年も鉄鋼生産能力の削減に徹底的に取り組み、第13次五カ年計画(2016-20年)上限目標の前倒しでの達成を目指す必要がある」と発表した。取り組みのなかで弱い部分について問題を整理し、旧式生産能力の削減すべき部分は全力を挙げて確実に削減する。「地条鋼」を取り締まる長期的な仕組みを構築し、違法行為の再発を断固として防止する。地方政府に「ゾンビ企業」の処理を促し、それを手がかりとして効率の悪い生産能力を断固として除去する。生産能力転換に関する審査の透明性を確保し、いかなる理由があっても新たな鉄鋼生産能力の増強は厳しく禁止する。地方政府の取り組みへの指導・監督を強化して、生産能力削減目標達成を確実なものとし、鉄鋼産業の良好な発展環境を整える方針だ。


 工信部はまた「鉄鋼産業のモデル転換と高度化の推進を継続すべき」と指摘した。供給側からの取り組みに力を注ぎ、供給の質的向上を着実に進め、鉄鋼製品のミドル・ハイエンド化を推進する。スマート製造試行・模範プロジェクトを手がかりに、全産業の水平展開可能なスマート製造モデルを模索・形成する。先進的で使用に適した省エネ環境保護技術・設備の普及を急ぎ、鉄鋼産業のグリーン発展のレベルを向上させ、持続可能な発展を目指す。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年1月7日

<  1  2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで