技術の発展に伴い、「就業の二極化」も起こり始めている。
レポートは、就業の二極化には技術と空間の二極化があり、中国の一部業界では技術が二極化する前兆が表れ、空間の二極化として労働力が中国東部に集中する傾向がみられると分析した。
李長安氏は、中国では技術の二極化がまだ目立っていないが、国内の統計データをみると、その兆しが表れていると指摘。中国のハイテク産業統計年鑑によると、2011-2015年のインターネットや人工知能など関連産業の急速な発展によって、電子・通信設備製造業の生産高は2011年の52%から2015年の60%に上昇した。こうした産業の拡張は今後、機械による就業の押し上げ効果につながる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年1月9日