2018年に石炭業界で大きな動き
1月5日、12部委が合同で石炭企業の統合再編成および石炭・電力共同経営を推進することを表明した。同時に合併企業・被合併企業のリストも提出するとし、今後3年間に全国で強度の国際競争力を有した億トンクラスの特大石炭企業集団を形成する。このほか、国電集団はすでに抹消され、神華国電の再編も実質段階に入っている。ある専門家は「石炭の生産能力調整は新たな段階に入っており、2018年は再編のピークの年になる」との見方を示している。
このほど発表された「石炭企業の統合再編成・モデルチェンジレベルアップの一層推進に関する意見」(以下、意見)によると、「条件を備えた石炭企業間の統合再編成の実施を支援し、石炭・電力共同経営の発展を支援し、石炭と石炭化学企業との統合再編成を支援し、石炭とその他の関連産業企業との統合再編成およびそれによる過剰生産能力調整推進を支援し、技術進歩とレベルアップを推進し、炭鉱の安全生産保障レベルを引き上げ、ゾンビ企業の退出を加速する」としている。