英国メディアによると、エアバス社は、中国航空会社の世界最大級旅客機A380の受注状況により、中国とA380産業協力パートナー関係を樹立する可能性を提起した。新しい得意先を獲得できなかった場合、A380の前途は予測不可能なものになる。間もなく離職するエアバスの最高執行責任者(COO)のプリス・ブレイジア氏が、8日にフランスカロン氏に伴って貿易代表団に随行して中国を訪問し、このことについて中国側と討論を行うことになっていた。
英『フィナンシャル・タイムズ』のネット版は1月7日の報道で、エアバスはさらに天津組立ラインの生産量増加を提唱したと報じた。現在同社は天津で毎月4機のA320単通路型機を生産している。関係筋の話では、エアバスは天津での毎月の生産量を5機に増やす予定。エアバスは現在の世界の生産量を毎月50機から、来年には60機以上に増産する計画である。
これと同時に、報道によれば、この欧州の旅客機製造会社はマクロン大統領の訪中期間、中国航空機リースグループホールディングス株式会社と協議に署名し、約100機の飛行機を同社に販売することを希望していた。契約内容には単通路型機とワイドボディ機の両方が含まれ、増産計画もその時に発表されるという。