広深科学技術革新回廊、「中国のシリコンバレー」を築く

広深科学技術革新回廊、「中国のシリコンバレー」を築く。

タグ:広深科学技術革新回廊

発信時間:2018-01-20 09:40:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 広東省はこのほど、広深科学技術革新回廊計画を発表した。「中国のシリコンバレー」を築き、革新駆動型発展戦略の力強いエンジンにすることが狙い。

 

 ファーウェイ、テンセント、華大基因、広汽、広薬ーー広深高速道路、広深港高速鉄道などの交通要路を中心とする地域には、国際的な競争力を持つハイテク企業、それから科学研究院(研究所)、人材、資本など数多くの革新要素が集まっている。

 

 統計データによると、広州、深セン、東莞の3市のハイテク企業は、珠江デルタ全体の78%を占めている。広深科学技術革新回廊が浮かび上がってきた。

 

 広東省委員会及び省政府はこのほど、広深科学技術革新回廊の建設関連計画を印刷配布し、回廊建設のペースを上げた。この回廊の全長は180キロで、350キロをカバー。広州科学城、東莞松山湖、深センハイテク区を含む10大中核革新プラットフォームのほか、さらに広州国際生物島園区、深セン湾スーパー本部基地、東莞中子科学城など37の「拠点」を含む、輝かしい「革新の首飾り」が形成される。

 

 広東省科学技術庁の楊軍副庁長は「回廊は高級新型人材、国内外の先進的な科学研究成果、国際的な競争力を持つ革新型企業を集める。重要革新技術の要衝を占め、多層的な革新プラットフォーム体制を構築する。一流の革新環境を構築し、世界にとって魅力的な暮らしの環境を整える」と話した。

 


 回廊の建設は次の3段階に分かれる。2020年までに科学技術産業革新力で全国に先駆け、主要革新指標で革新型国家・地域の水準以上に達する。2030年までに国際的な影響力を持つ科学技術産業革新センターを建設し、米国のシリコンバレーやボストンに匹敵する世界の革新要衝になる。2050年までに世界一流の科学技術産業革新センターを建設する。




「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月20日

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