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発信時間：2018-01-19 15:40:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国国家統計局が発表した2017年の国内総生産（GDP）は前年比で6.9％増加し、2011年からの成長減速に歯止めがかかった。成長加速に転換したことに加え、複数の経済指標が予想を上回ったことは、重要なシグナルとなる。新常態に入った中国経済は、中高速の成長を維持しながら、変動が一段と小さくなり、安定的に力強く推移していることを示す。

　2017年第4四半期のGDP成長率は6.8％だった。成長率が10四半期連続で6.7―6.9％の区間で推移し、経済の強靭性が強まった。都市部失業率はここ数年で最低水準となった。消費者物価指数（CPI）は前年比1.6％増と、物価上昇率は緩やかだった。国際収支は基本的に均衡を維持し、外貨準備は徐々に回復した。

　「中国の2017年の経済成長は予想を上回り、GDP成長率が数年ぶりに加速に転じたことで、経済の中高速成長の区間が確認できた」と、北京大学経済政策研究所の顔色副所長は語った。

　2017年通年で、第3次産業付加価値と最終消費支出の対GDP寄与度はいずれも58.8％に上り、工業における戦略的新興産業付加価値は前年比11％増、全国の1日あたり新規登録企業数は1万6600件、――など。

　これらの目覚ましい数値は中国経済の新たな様相を映し出している。

　■新旧原動力の転換が加速。「インターネット＋」からシェアリングエコノミーまで、ビッグデータから人工知能（AI）まで、新製品・新産業・新業態が勢いよく発展している。2017年は、戦略的新興産業・ハイテク産業・設備製造業の付加価値伸び率が10％を超え、ロボット・新エネルギー自動車の生産量が50％超の増加となった。

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