見所その二 産業が調和的に発展、工業部門企業利益が2割増
この1年間で第一・二・三次産業が調和的に発展し、共に力を発揮し、経済構造の改善が続いた。経済発展が良好な流れを維持するため堅固な基礎を築いた。
農業の供給側構造改革に積極的な成果があり、調整・改善を踏まえた上で豊かな収穫を手にした。通年の食糧生産量は高生産量作物の大幅な調整などがありながらも、依然として小幅増産を実現し、史上2番目の豊作の年となった。これは得難いことだ。
供給側構造改革の推進の掘り下げに伴い、モデルチェンジ・アップグレードに新たな成果があった。工業生産の増加率が上昇し、企業の利益が拡大した。通年の全国の一定規模以上の工業企業の付加価値額は前年比で実質6.6%増加し、伸び率が前年より0.6ポイント増加した。1−11月の全国の一定規模以上の工業企業の利益総額は、前年同期比21.9%増の6兆8750億元で、前年同期の伸び率を12.5ポイント上回った。
サービス業も高い成長率を維持した。第三次産業の付加価値額のGDP成長に対する寄与度は通年で58.8%に達し、前年より1.3ポイント増加した。市場の需要を見ると、サービス業新規受注指数は50.9%で、8カ月連続で好況を示した。通年の全国サービス業生産指数は前年比で8.2%上昇し、伸び率は前年を0.1ポイント上回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月19日