春節が近づき、多くの人が「爆買い」の準備をしている。今年は多くのデパートで来店客数が回復し、週末になると清算カウンターに行列ができることもある。
商務部が発表した統計によると、2017年の中国の実店舗の発展状況は良好で、重点観測対象の2700社の売上高は前年比で4.6%増加し、伸び率は前年比3ポイント上昇した。2017年のネット通販小売額は7兆2000億元を突破し、32.2%増だった。
数年前の実店舗とネット通販で状況が全く違ったが、現在はともに伸びている。中国の小売業にこのような変化が現れたのはなぜか。消費のアップグレードを満たすため、中国の小売業はどのような動きをするのか。
1月23日正午、北京市朝陽区の静安中心ビル1階のコンビニ「購百特(GoMarket)は混雑した。安心できる昼食、輸入菓子、栄養ドリンクは周辺で働く人たちに人気がある。近くの銀行で働く李偉良さんは、「以前と比べて、最近のコンビニは品数が増え、店内環境も良く、会計も簡単になった。コンビニで昼食を済ませるだけでなく、食後に立ち寄ることもできる」と話す。
「小さいが綺麗」なコンビニは著しく発展している。商務部が発表した2017年第4四半期の報告によると、コンビニの景気指数は71.28で、前期比2.03上昇。2017年、コンビニの四半期景気指数は高水準を維持した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月30日