中国の世界経済成長への寄与度、30%以上に

中国の世界経済成長への寄与度、30%以上に。

タグ:世界経済 GDP

発信時間:2018-02-02 09:30:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国家統計局の寧吉喆局長はこのほど、2017年の国民経済は安定しつつ好転し、予想よりも好調だったと表明した。中国の発展は中国人に利益をもたらすばかりでなく、世界経済成長への寄与度も高まっており、30%以上と見積もられている。

 

 中国経済は2017年に、輝かしい「成績表」を提出した。国内総生産(GDP)は初めて80兆元を突破し、経済成長率は6.9%と2010年以来、7年ぶりの加速となった。雇用安定、物価安定、国際収支安定により、経済の「多くの安定」という構造が形成された。特に供給側構造改革の掘り下げが続き、経済構造が改善され、発展の質と効果が向上している。

 

 国家統計局国民経済核算司の董礼華司長によると、中国のGDPは2017年に前年比で8兆3537億元増加し、米ドルに換算すると2016年に世界14位となった豪州のGDPに相当する。

 

 これは第18回党大会以来の、中国経済発展の安定しつつ好転という流れを引き継いだ結果だ。中国のGDPはこの5年間で54兆元から82兆元に拡大し、世界2位を安定的にキープした。都市部新規就業者数は年平均1300万人以上に達した。

 

 寧局長によると、中国は2013−16年の間に年平均成長率7.2%、物価上昇率2%、調査失業率5%前後という数値を記録した。この比較的高い成長率、多くの雇用、低い物価を組み合わせた運行構造は得難いものであり、世界的にも秀でている。

 

 中国経済は飛躍的な発展を実現したばかりか、世界経済成長の「メインエンジン」になった。国家統計局国際統計情報センター長の王軍氏は、次のデータを公表した。世界銀行のデータから推算すると、主要国及び地域の2012−16年の世界経済成長への寄与度は、米国が10%、EUが8%、日本が2%、中国が34%で、前3者の合計を上回った。 


 王氏は「中国経済の安定成長は、世界経済成長の主な推進力になった。世界経済の安定回復の中で、バラスト、ブースターとしての効果を発揮し続けた。製造業の規模が世界最大の国である中国の実体経済は、2017年に回復の顕著な流れを示し、世界の実体経済の回復に対して重要な力を発揮した。また中国の対外貿易の好転は、世界の貿易に積極的な影響を及ぼし、世界経済の安定回復にも貢献した」と話した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月2日


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで