中国機械工業連合会によると、機械工業は2017年に業績の改善、輸出回復を実現し、業界全体が安定を保ちながら良い方向に向かっている発展趨勢が見られている。同時に、ローエンド産品の供給が過剰でハイエンド産品の供給が追いつかないというアンバランスな状況がまだ根本的に解決されておらず、専用装備などの発展が不十分という問題も依然突出したものとなっている。
2017年の機械工業付加価値額は、前年比で10.7%増長となり、この伸び率は2016年を1.1ポイント上回り、 2017年の工業全体と製造業伸び率をそれぞれ4.1、3.5ポイントを上回った。
中国機械工業連合会は、2018年の機械工業は安定成長の傾向を継続し、主要指標の前年比伸び率が2017のレベル、あるいはやや低い水準になると予想している。具体的には、年間機械工業付加価値額、主要業務収入と利益の伸び率がいずれも7%前後となり、輸出の伸び率はある程度拡大するが、前年度を下回るものとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月6日