中国石油・化学工業連合会が6日発表したデータによると、2017年の中国の石油・石油化学業の利益総額は51%増の8400億元となり、三年連続の低下状況から脱却し、再び増加傾向を辿り始めた。
分野別に見ると、石油・天然ガス採掘業は赤字から黒字に転じ、石油加工業の利益は14.4%、石油化学工業の利益は40.2%伸びた。
「2017年の石油化学工業には成長率の史上最高更新、構造の最適化、収益改善などの注目ポイントがある」と、中国石油・化学工業連合会副会長の傅向升氏が述べた。
石油化学工業の中で、合成材料、基礎化学製品、専用化学製品の売上高・利益の伸び率が他をリードし、石油化学工業全体に対する貢献率は80%を超えた。天然ガス消費量の伸び率と石油・石油化学業全体におけるシェアはともに上昇し、新エネルギー・クリーンエネルギー需要の伸びが加速した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月7日