石炭企業22社のうち、最も稼いだのは、やはり石炭企業最大手の中国神華である。
中国神華の2017年度純利益は約452億元で、2016年と比較すると約225億元増、伸び率は約99%となる。
22社の2017年度純利益の合計額は796億元で、中国神華一社の純利益だけでその半分を占め、その営利能力は驚異的なものである。
アナリストは、中国神華は国内最大の石炭上場会社として、石炭・発電・港湾・海運、石炭加工を一体化した石炭全産業チェーンにおける布陣を整えており、石炭採掘・石炭による発電・石炭運輸がすでに同社の三大支柱分野となっている。
中国神華はコスト面の優位性を有し、業界内での一体化経営の競争優位とスケールメリットが大きく、政府の供給側改革を背景に、同社の先進生産能力の配置が進んでおり、今後も先進生産能力が同社の業績拡大に貢献し続けると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月14日