ドイツとスペインの空港で微信による税還付サービススタート

ドイツとスペインの空港で微信による税還付サービススタート。

タグ:中国人観光客

発信時間:2018-02-22 17:47:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

スペイン・マドリード空港でも、微信による即時税還付サービスが始まった。キャッシュと銀行振込という従来の税還付方式には、それぞれ弊害があった。キャッシュによる税還付を選んだ場合、現地の出発空港で自国通貨によるキャッシュバックは不可能だが、その場で還付された税金を受け取れるというメリットはあった。一方、振込による還付では、手続きに時間がかかるという問題があった。アリペイと微信が次々と即時税還付サービスを始めたことで、これらの問題はいずれも解消されることとなり、中国人消費者は、より簡単に柔軟性の高い税還付サービスを享受できるようになった。

微信やアリペイによる税還付サービスを利用する観光客は、従来通り申請書類に必要事項を記入し、購入店の捺印と空港税関所の確認印を押してもらう必要がある。その後、税還付サービスカウンターで、観光客は携帯電話にダウンロードしておいた税還付プログラムに従って、自分の税金還付用バーコードを作成する。税還付カウンターの職員は、そのバーコードをスキャンすれば、輸入税還付金の返金が確認され、観光客はわずか数秒で、自国通貨建てで還付金を受け取ることができる。

グローバル・ブルーは、「微信による税還付サービスは、今後も次々と、欧州内の主要空港で展開していく計画だ。現在、テンセントと、店内での事前還付に関するソリューションプランについて検討を進めている。これが実現すれば、中国人観光客は店内で買い物をする際に、微信銭包(Wechatウォレット)で還付金を受け取れるようになる。2018年中に欧州で全面展開する計画だ」としている。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年2月22日


<  1  2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで