22日に大幅上昇した銘柄のうち、A株の大型優良銘柄が堅調だったため、上海50指数が2.09%高となった。うち、銀行セクターは2.27%高、石炭採掘関連が2%高、不動産開発関連が1.92%高だった。
中信証券戦略部門は、「世界の株式市場は依然として下げ過ぎの反動で買戻しが優勢になっている」として、春節明けA株市場のトレンドについては楽観的な見方を維持している。
統計によると、過去10年でA株市場が春節明け5日間に上昇する確率は90%に上る。うち、2013年に4.86%下落した以外はいずれも上昇しており、最高の上げ幅は2009年の9.57%だった。
国元証券は研究リポートで、2010年以降の春節前後のA株市場の値動きをふり返り、連休前後の営業日数日間は上昇する確率が比較的高いと分析した。連休前と連休明け5営業日のうち、A株市場が上昇する確率は約90%に達するという。リポートは、春節後に市場が回復する確率が高い理由について、流動性の回復が主因だとし、新規資金の流入、市場のリスク選好度の上昇などが原因だとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月23日