中国農業部は23日、「中国の食糧収穫量は5年連続で6億トンを超えており、おおむね安全な水準を確保している」との考えを示しました。
これは、農業部栽培管理局の曾衍徳局長が北京で開かれた記者会見で明らかにしたものです。
曾局長は、「食糧の供給は今のところ、全般的には十分であるが、供給過剰と供給不足が共存している段階にある。不足しているのは大豆や雑穀、そして高品質の作物である。現在、供給側の改革を積極的に進めており、栽培する作物の構成比を調整しているところだ」と語りました。
「中国国際放送局日本語版」2018年2月25日