僅か三四年の間に、中国で4Kテレビが急速に市場を獲得している。その市場浸透率はすでに60%近い。中国電子画像業界協会のデータによると、今年の年末までに、中国4Kテレビの普及率は58%に達し、予想では3年後には71%に達する見込み。
超高精度産業はICチップ・表示パネル・ビデオ制作装置・記憶装置・ネット送信装置・端末セットなどの産業チェーン各段階における高度化世代交代をもたらした。そして、国民経済の成長を牽引してきた。中国工信部電子情報司副司長の喬躍山氏は、「向こう3年から5年の間は、中国の超高精度産業発展の戦略的チャンスの時期である」と述べている。
川上の液晶パネルの高度化を追い風に、川下のテレビメーカーは4Kテレビの普及と8K大画面テレビの販売に力を入れてきた。
友達光電の製品販売業務責任者Liao Wei-lun氏は、「2018年の世界の4Kテレビの浸透率は昨年の30%から40%以上に上昇し、4Kテレビパネルの需要量も2018年に強い伸びとなる。4Kテレビパネルは将来、50インチとさらなる大画面テレビの規格となる」と話す。