日本のモバイルゲームに頼って成長したビリビリ動画が米国で上場へ ライバルはYoutube!?

日本のモバイルゲームに頼って成長したビリビリ動画が米国で上場へ ライバルはYoutube!?。

タグ:日本ゲーム

発信時間:2018-03-08 17:28:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

残りのライバルはYoutubeだけ?アップロード者が多額の報酬得られるかが鍵

二次元は、中国の娯楽市場においてなかなか「主流」の地位を固めることはできていない。そんな中、過去数年、ビリビリ動画は、モバイルゲーム、ライブ配信、会員、広告などを含む、商業化を慎重に進めてきた。以前から目玉としている二次元の分野において、ユーザーの創作物をアップできる動画コーナーもあり、人気を博している。

ビリビリ動画のライバルは、中国の動画共有サイトAcFun(エーシーファン)でもなければ、日本のニコニコ動画でもなく、Youtubeであるとの声もある。新株発行の目論見書によると、ビリビリ動画の運営に必要となる主なコストは、利益配分、コンテンツ、人件費、インターネットサーバーなどだ。

ビリビリ動画の利益配分は急増しており、15年の1793万2000元から、17年には9億2000万元に増えた。その総コストに占める割合も、5.9%から48.3%に上昇した。一方、コンテンツにかかるコストが全体に占める割合は15年の15.2%(4614万5000元)から、17年には13.6%(2億6200万元)に低下した。

ある証券アナリストは、「利益配分が大幅に増加していることは、ビリビリ動画が配信者に多くの報酬を渡しているということ。一方、ユーチューバーへの利益配分が多く、投げ銭機能もあることが、Youtubeが人気を誇る主な理由となっている。ビリビリ動画にも、Youtubeのようになれるポテンシャルはあるが、Youtubeとはまだ大きな差がある。Youtubeのユーザーは若者だけでなく、様々な年齢層の人に人気があり、ユーザーの趣味などは非常にバラエティーに富んでいる。また、Youtubeの広告収入も安定しており、Youtubeの利益に影響を与えずに、配信者に多くの報酬を配分することができる。ビリビリ動画が一部の人ではなく、すべての人の間で人気を博するようになるには、まだ非常に長い道のりを要する」との見方を示す。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年3月8日


<  1  2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで