中国で「女性経済」拡大 国際婦人デーも販促の戦場に

中国で「女性経済」拡大 国際婦人デーも販促の戦場に。シンガポール紙「聯合早報」の8日の報道によると、中国では「三八」と呼ばれてきた国際婦人デーだが、各大型ネット通販サイトは今年、「女神」と「女王」という2つのキーワードを用いて、早くから販促合戦を繰り広げてきた…

タグ:国際婦人デー 女性 収入 

発信時間:2018-03-12 11:35:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 女性を得るものが天下を得る。女性の収入と地位の向上につれ、女性の消費需要をめぐって形成された「女性経済」は、小売業界の重要なターゲットの一つとなりつつある。


 データによると、中国都市部の女性の就業率は70%を超え、半数近くの女性の個人消費は家庭収入の3分の1以上を占めている。比較的高い就業率は、都市部の女性が経済的に独立し、高い消費力を持っていることを意味している。女性市場は、未来の消費の成長持続のカギを握る市場となる可能性がある。


 記事によると、「女性経済」は、チャンスをもたらすと同時に、売り手により大きな課題を投げかけてもいる。消費の高度化を背景として、人びとの消費意識や消費能力は大幅に変化しつつある。あるネット通販プラットフォームがこのほど発表した「女子力覚醒」データによると、女性の消費の特徴と傾向を見ると、中国の現代の女性は、より独立し、自由で、肩の力が抜けており、自分を高め、育てることにより気を使っている。


 このデータは、女性の消費の6大キーワードとして、「果敢」「美色(美容)」「運動」「悦己(自分を喜ばせる)」「養成(成長)」「機智」を挙げた。ますます多くの女性が、挑戦を楽しみ始めている。際立った変化として注目されるのは、男性のためだけと考えられてきた商品の一部が今では女性市場も持っていること。例えばボクシンググローブの中国人女性による購入額はこの1年で75%伸びた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月12日  

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