政府活動報告は、「対外貿易の安定の中で改善に向かう流れを確実なものとする」と提起した。代表委員は「一段と取り組みを強化して 対外貿易の構造を改善し、バランスのとれた発展を推し進める必要がある」との見方を示した。
「成長率に比べて、中国の対外貿易は構造の持続的改善が注目に値する」。浙江龍盛集団公司チーフエンジニアの欧其・代表は、「対外貿易の安定の中で改善に向かう流れを確実にするには、貿易強国の建設を推進し、『大進大出』(大規模な原材料輸入と製品輸出)から『優進優出』(中国に無い先端技術や基幹部品を輸入し、高付加価値製品や技術・サービスを輸出する)に転換する必要がある」と指摘した。そして、「イノベーション型、創業型、労働集約型の中小零細企業が『専精特新』(専業化、高精度化、特有化、イノベーション化)の発展モデルの道を歩み、大手貿易会社が経営理念、管理、開発、販売網、サービスなどの面で国際的に協調発展できるよう促すべき」と述べた。