(2)法に依る厳格な監督管理を堅持
李総理は、「最近は監督管理部門が率先して対処し、果断に処理しているが、これは点在するリスクを拡散させないためだ」とし、「今後も同様の問題が起きれば、断固として処置することになる」と述べた。
規律を正すことは抑圧とは異なり、抜本的な措置であり、ケースに応じて対処することだ。監督管理の不行き届きによって発生した金融の根深い問題を取り除き、市場の健全な発展に向けた余地を拓く必要がある。金融規律の是正は金融体系全体を保護することであり、理性的な金融活動を守るものでもある。
李総理は、「今後も同様の問題が起きれば、断固として処置することになる」とし、「保監会と銀監会の統合は監督管理から逃れようとする行為の発生を防止しようとするものだ」と説明したが、これは金融機関だけでなく、投資家や消費者にも向けた言葉だ。金融活動が実体経済の需要から乖離した場合、それは「投機マネーゲーム」に変わる。一部の少数の人間は一時的に気晴らしができるかもしれないが、最終的には負けが多くなる。