米国の「いじめ的」経済貿易政策は受け入れられず通用もしない

米国の「いじめ的」経済貿易政策は受け入れられず通用もしない。

タグ:米国貿易

発信時間:2018-03-24 11:35:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

トランプ政権は、中国にとって消費の川下にある米国に対する貿易黒字に対応するのは、供給チェーンの川上にある国からの輸入であり、これには米国企業からの製品やサービスの輸入が含まれることに目を向けるべきだ。米国の商業界の識者が最近指摘したように、中国からの輸入品に高関税を課すのは、中国に部品を輸出する米国企業を傷つけることになる。ノーベル経済学賞受賞者で国際貿易理論家のポール・クルーグマンが米国の対中貿易赤字を「錯視」と呼んだのも無理はない。

第3に、「いじめ的」経済・貿易政策、一方的措置によって積年の貿易赤字を解消しようとする手段が真に効果を挙げることもない。経済学者たちが繰り返し指摘しているように、米国の貿易赤字の根本的原因は過度の消費、貯蓄率の不足といった米国の内在構造的問題にある。

1980年代以来、米国の貿易赤字は拡大し続けており、レーガン政権以来の様々な保護貿易的措置もこの流れを変えられずにいる。実際には、トランプ政権発足から1年余りで貿易赤字は逆に過去9年で最高に達した。自らが病気になったのに他人に薬を飲ませるという方法は明らかに理に反し、通用もしない。

世界第1、第2の経済大国である米中の経済・貿易は高度に依存し、互いに必要としている。米国が中国に保護貿易主義の圧力をかけて自らが全く傷つかないことはあり得ない。

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