「自動化・スマート化製造の発展は、企業の業務効率向上につながる」。ジョー・ケーザー氏は、「製造業の高度化を次のステップに進めるには、自動化からデジタル化・スマート化にシフトする必要がある。中国には就職に際して技術技能のモデル転換を必要とする労働者が数多くいるが、自動化とデジタル化が急速に進めば、自動化技術をマスターする意志のある労働者に多くの市場を提供できる」との見方を示した。
中国はどのように製造業の発展を加速すればよいのか?苗圩部長は、供給側の構造改革深化を軸に、「中国製造2025」を全面的に実施すべきと指摘した。具体的には、第1に、製造業のイノベーション体系を整備する。第2に、先端製造業の発展を急ぐ。新たな科学技術革命と産業革命の歴史的チャンスを確実に捉え、新材料・バイオ医薬・IT・省エネ環境保護など新興産業の発展を加速、インターネット・ビッグデータ・AIと製造業の深い融合を推し進める。第3に、地域の協調的発展を促す。「中国製造2025国家級モデル地区」を足がかりに、製造業のモデル転換と高度化への新たなルート新たなモデルを模索する。第4に、製造業の質の向上とブランド力を強化する。第5に、製造業の質の高い発展にプラスとなる良好な環境を整備する。第6に、製造業の開放レベルを一段と高める必要がある、――などの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月28日