28日に開かれた中国の国務院常務会議の決定により、中央財政の発起で、参加意欲のある金融機関が「国家融資担保基金」を共同で設立する。この基金は初回の資金募集は600億元を上回り、株式投資、再担保などの形式で各省(区・市)の融資担保業務を支援する。
有効な抵当物を欠く担保難は中国の中小企業の融資難の重大な原因であった。中国社会科学院金融研究室主任の曾剛氏は、国家融資担保基金の成立は中国の中小企業の融資担保体系を補強する重要な組成部分であり、有効なリスクの分散メカニズムの構築に役立ち、中小企業の融資難の解消に寄与する。
現在、中国各地に地方的な政府担保基金がすでにあるが、国家レベルの融資担保基金は資金量が多いばかりでなく、指導的機能を形成することが期待され、さらに多くの商業資本の参入をもたらし、融資担保業界の発展を加速する。