米国の関税強化は「企業家精神に反する」

米国の関税強化は「企業家精神に反する」。

タグ:貿易

発信時間:2018-04-09 11:25:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 企業家精神は、現代市場経済体系の核心だ。イノベーション、開放、法治、ウインウインの原則を守り、公平、公正、透明な環境をつくれば、企業家が強大な生命力とイノベーション力を自ら発し、民族と国家を栄える筋肉と骨になる。米国が最近発表した関税強化案など自国中心主義と保護貿易主義のやり方は、企業家精神に反し、両国経済関係を害するもので、中国と米国の企業家グループや国民の福祉さえも損ねることになる。

 

 国家の繁栄にはイノベーション主導を持続する必要がある、イノベーションと創業を進める企業家が歴史の舞台に登場したことで、経済が良好に循環し始めた。一国の経済が健全で持続的に発展するためには、国際義務に背く主観的な態度を取ってはならず、勝手なことをして責任を押し付けてもいけない。

 

 真の企業家精神とは、大洋に浮かぶ孤島になるのではなく、開放され、世界と深く連動すること。グローバル化が不可逆ななか、各国の利益と密接に関わる世界経済協力体系から離脱して、独自にやっていける国は無い。

 

 真の企業家精神とは、制度を無視する覇者になるのではなく、法治を実践し、契約精神を守り、国際規則を遵守すること。政策に関する協議や、WTOの規則により問題解決を図ることが、WTO加盟国が取るべき唯一の正しい方法になる。米国自身がすでに病み、他人に薬を飲ませるやり方は、両国産業界の声や消費者の利益を顧みず、公然と多国間貿易体制に背を向けるもので、根本的な問題解決にはつながらない。

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