大型競技が次々開催、専門的操作が業界を支える
近年のChinaJoyで、eスポーツは主役になっている。昨年末、上海が公布した「文化クリエイティブ50条」は、eスポーツ競技場の投資建設を奨励し、国際トップクラスのeスポーツ競技を開催できる施設を1~2カ所建設できるよう支援し、特徴的な体験館を数カ所建設する計画だとした。業界の現状と政策傾向から、体験型競技への重視がeスポーツ産業の発展で重要になるとわかる
中国の重量級のeスポーツ競技の多くが上海で開かれるため、「中国のeスポーツは上海にかかっている」と言える。上海ではDOTA2、リーグ・オブ・レジェンド、王者栄耀などの人気eスポーツが開かれている。巨人網絡の「球球大作戦」はオンライン・オープン戦、プロリーグ戦などを成功させ、校内チャレンジマッチは文化部CEST中国eスポーツ娯楽競技のモバイルeスポーツ競技プロジェクトに選ばれた。
完美世界上海支社の曾珏清副総経理は、「オフライン競技はeスポーツの産業チェーンの重要な一部であり、中国が世界トップクラスの競技から学ぶ場にもなる」と話す。ここ数年、上海の主催機関はeスポーツ競技を専門的かつ将来を見据えて運営し、多くの人が「eスポーツはただの遊び」という考えを改めた。魔物が細かい所に隠れる。完美世界が主催するDOTA2パーフェクト・ワールド・マスターズは4年で大幅に改善された。中継画面の数から対戦ルームの材料のエコ指数に至るまで、パーフェクト・ワールド・マスターズの基準は世界最高基準に近づいている。一部のeスポーツ競技の中継レベルは技術、芸術、管理などの各方面が基準に達し、伝統のスポーツ競技を超えるほどである。昨年、量子体育VSPNが東方体育中心で開催した王者栄耀プロリーグ決勝では15カ所のカメラ、38本のコードを使用し、同期のバスケットボールやサッカーの大会を超えるほどの「フル装備」となった。
上海のeスポーツは巨大なビジネスチャンスを生み、広告スポンサーはキーボード、外部機器、エナジードリンクなどから分野を広げ、自動車、携帯電話、銀行、ファストフードなど多くの分野の有名ブランドを誘致し、eスポーツの若者への影響力に目をつけている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月15日