商務部のサイトが伝えたところによると、中日双方は第4回中日ハイレベル経済対話を16日に日本・東京で行うことを確定した。中国側は王毅外交部長、日本側は河野太郎外務大臣が議長を務め、両国政府関連部門の責任者が出席する予定だ。「経済参考報」が伝えた。
▽ハイレベル経済対話は8年ぶり
中日ハイレベル経済対話は両国政府間の経済分野における最高レベルの交流メカニズムで、2007年4月にスタートした。これまで07年12月、09年6月、10年8日に計3回、中日が回り持ちで開催している。その後、釣魚島(日本名・尖閣諸島)をめぐる問題などがあり、中断されていた。
アナリストは、「両国が経済対話を再開したことには、関係改善に向けて前進すべく両国が努力していることが示され、最近のグローバル貿易の緊張ムードの緩和へ一歩を踏み出したいとの願いが込められている」との見方を示した。
報道によれば、今回の対話は将来の中日韓首脳会談に向けた地ならしの意味もあるという。