またシェールガスが近年、広く注目を集めている。米国はシェールガス生産量の急増により、一挙にエネルギー輸出国になった。中国の初歩的な探査によると、中国のシェールガス可採埋蔵量は31兆立方メートルで、通常の天然ガスの埋蔵量や米国の埋蔵量にほぼ相当する。記者が地質資料館のウェブサイトにアクセスしたところ、四川盆地シェールガス基礎地質調査、湖南省邵陽地区シェールガス調査などの情報が、目立つ位置に表示されていた。
呉氏は「中国の地質資料の保存と利用には、100年以上の歴史があり、多くの量を蓄積している。関連する専門内容は数多く、地質や鉱産の専門的な内容の他に、水紋、環境、農業、都市化建設など各分野に関連する資料が含まれる。これは中国の100年に渡る地質活動の蓄積だ」と話した。
専門家によると、重要地質データの公開は、地質活動の効率向上を促し、作業及び投資の重複を回避し、資源調査及び施工のリスクを下げる。また地球と地質への理解を深め、地球を守り美しい中国を建設するよう、人々を促すことができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月25日